トランキーロな日常

世の中の出来事、事件事故や芸能人のホットな話題のトレンドを独断の切り口で書いていきます。

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中日ドラ1 小笠原が乗り越えるべき”球速幻想”

   

左で最速151km!甲子園の主役

2015年夏の甲子園
関東第一のオコエ瑠偉選手・
早稲田実業のスーパー1年生 清宮幸太郎選手が
野手の主役として大会を盛り上げましたが、
投手の主役は何といっても
東海大相模を全国制覇に導いた左腕 小笠原慎之介投手でしょう。

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右打者の内角をえぐる最速152kmのストレートに
チェンジアップを織り交ぜた緩急も持ち合わせていて、
日本だけでなくメジャー球団からも注目の的でした。

同年秋のドラフト会議で中日ドラゴンズからドラフト1位指名され、
契約金1億円、年棒1500万円、出来高5000万円と
ルーキーとしては最高待遇で契約しています。

安定したピッチングを支える驚異の太もも

左腕の速球派投手には制球難が付きものですが、
甲子園での通算四死球率2.73が示すように、
小笠原投手のピッチングには安定感があります。

その裏付けとして中日球団を驚かせたのが、
小笠原投手の太もも。
ユニフォームの採寸時に周囲67㎝あることが判明し、
チーム1の太さを誇る森野選手に匹敵する数字だそうです。

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高校でのトレーニング時も、
レッグプレス250㎏を10回、
スクワットも200㎏を持ち上げていたそうです。
阪神の金本監督が現役時代にスクワット170㎏×10回を目標に
トレーニングしていたことからも、小笠原投手が
高校生離れした肉体の持ち主であることが分かります。

不安視される肘の「爆弾」

球団期待のゴールデンルーキーとして
キャンプから1軍帯同している小笠原投手ですが、
肘の遊離軟骨の存在が、懸念材料として挙げられていて、
キャンプでも肘に負担をかけないように
スローペースで調整していました。

小笠原投手曰く、投げ始めて肘が温まる前の
5球目頃までは痛みがあるそうですが、
温まってくれば問題ないとのこと。

球団内には、この先の長い野球人生を考えて
早めに「爆弾」を取り除くべきだという声もあれば、
遊離軟骨があっても何度も2ケタ勝利を挙げた
OBの野口茂樹投手を引き合いに出し、
よほど痛みが酷くならなければそのままプレーさせるべき
という意見も出ています。

現在は手術をしない方針だそうですが、
エース級になれる素材だけに慎重にチェックしてほしいところです。

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アマ投手を苦しめてきた”球速幻想”

小笠原投手がケガなく、さらにプロで
活躍していく上で私が気がかりなのが、
最速152kmの「速球派左腕」として
メディアに取り上げられていることです。

甲子園・神宮球場と、アマチュア野球の聖地では
スピードガンが立球場より早く計測されやすいと指摘されています。
そのため、スピードボールを投げられるアマ投手が活躍すると、
メディアから真っ先に「最速○○km」と持ち上げられます。

小笠原慎之介(東海大相模) 威力あるストレート集 2015年ドラフト中日1位

しかし、その弊害として、
アマ投手は本来の持ち味を発揮して打者を打ち取ることよりも、
球速を出すことに気がとられてしまい、
自分のピッチングを見失ってしまうことがあります。

<スピードガン>2010年前半戦+α 甲子園vs西武ドーム【パ投篇】


※最も球速が出にくい球場は西武ドームと言われています

小笠原投手も素晴らしい素質を持った投手ではあますが、
高校時代に評価された「速球派投手」としての
自分をもう一度見直し、プロで勝っていく
身体に無理をかけないスタイルを作り上げてほしいです。

巨人で昨年ルーキーながらローテを守った高木勇人投手も、
アマ時代は最速153kmとメディアに取り上げられた選手でした。
しかし、速球にこだわるばかりに力んで制球を乱し、
「球は速いがノーコン」の評価で
ドラフトで5度指名漏れをしてきました。

しかし、球速140km台前半まで力を抜き、
カットボールやカーブを生かした
投球スタイルにモデルチェンジした結果、
プロでも大活躍できる投手に変貌しました。

同じ左腕でも、阪神の岩田投手や日本ハムの宮西投手など、
アマ時代は速球派でしたが、プロでは
球のキレとコントロールで勝負するスタイルにチェンジし、
長年活躍しているケースもあります。

小笠原投手もケガの具合を見ながら焦らず、
じっくりとプロで生きる術を身に着けて行ってほしいですね!

     
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