トランキーロな日常

世の中の出来事、事件事故や芸能人のホットな話題のトレンドを独断の切り口で書いていきます。

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まさかの「セルフ戦力外」からレギュラーへ・・西武 木村昇吾の挑戦

   

長年控え選手ながら高いユーティリティ性

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埼玉西武ライオンズ 木村昇吾選手はプロ12年目の内野手です。
ショート・サードを中心に内外野どこでも守れ、
スタメンで起用すれば2割台中盤~後半までの打率を残すことができます。

長年広島東洋カープの「スーパーサブ」として活躍しましたが、
「レギュラーとして試合に出たい」と2015年オフにFA宣言し、
埼玉西武ライオンズに移籍しました。

広島ではスーパーサブだったとはいえ、
100試合以上出場したシーズンが2度あり、
ケガで離脱した主力選手の穴を埋める
存在として欠かせない選手です。

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FA宣言行使も獲得球団は現れず

高いユーティリティ性で広島から高く評価されていた木村選手。
36歳と残された現役の時間は短く、長年の貢献度から考えても
広島で守備走塁コーチとなる道も用意されていたと思います。

ところが、「他球団の話を聞いてみたい」
「レギュラーとして出場したい」
という思いから、
以前から保有していた海外FA権を行使しました。

広島からは慰留はされていたものの、
FA権を行使した選手の残留は認められておらず、
木村選手は退路を断って他球団からの
オファーを待つことになりました。

しかし、11月10日にFA宣言をしてから、
いつになっても獲得を希望する球団は現れず。
このまま所属チームが決まらなければ、
史上初めてFA宣言から引退の恐れもあり、
ネット上では「セルフ戦力外」と話題になりました。

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・36歳の選手を獲得するよりは若手選手を試したい
・ユーテリティ選手は各球団1人はいて、
わざわざFAで補強する対象でないこと
・走攻守の実績が全てにおいて控えとしては十分なものの、
レギュラーとしては物足りない

各球団にこのような思惑があったと考えられ、
木村選手の移籍は難航を極めました。
確かに、過去の事例を見てもFA宣言は移籍先球団の弱点を補う
「主力選手」が圧倒的に多いため、ユーテリティで活躍してきた
高齢選手をわざわざ獲得しに行く意義は薄いのかもしれません。

 

西武へテスト入団

「セルフ戦力外」の危機にあった木村選手ですが、
年の瀬も迫る12月25日に西武から
翌年の春季キャンプでのテストの誘いがあります。

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これは「入団前提」のテストではなく、
2月1日~10日までの木村選手のパフォーマンスを見て、
獲得するか判断するものだそうです。
実は、このテストの話は古巣の広島が西武の編成部へ打診したとも言われており、
木村選手の窮地を救うクリスマスプレゼントでした。

年が明けて2月1日に西武の春季キャンプへ木村選手。
初日から精力的にノックや打撃練習をこなし、
期日前の2月6日に支配下選手として正式に入団が決定します。
西武としても、現オリックスの中島宏之選手が移籍して以来
ショートを固定できておらず、候補の金子選手や永江選手も
まだ実力不足の面が否めない事から、
木村選手の獲得には前向きだったそうです。

ポイントだったのは、FA宣言したのに、
まるで「戦力外通告を受けたような」テスト入団となり、
木村選手のモチベーションが下がっていないか。
ただ、初日からチームに明るく溶け込む
木村選手を見て判断が早まったそうです。

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念願のレギュラーへ!

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西武からは背番号0を与えられたものの、
年俸は広島時代の半分となる2000万円に下がった木村選手。
それでも、念願のレギュラー獲得へ向け
猛アピールを続けています。

ショートのレギュラー筆頭株と言われていた
金子侑司選手・永江恭平選手が負傷し、
思わぬ形で先発出場のチャンスが木村選手に回ってきました。

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史上初のFA宣言しながらテスト入団という
不本意な記録を作ってしまった木村選手ですが、
そこから今シーズンレギュラーとして活躍できれば、
サクセスストーリーの
1エピソードとして語れるようになります。

西武としても経験のあるベテランで
そこそこ打てる木村選手の存在は貴重です。
登録名の「昇吾」のごとく、
木村選手の上昇に期待です!

     
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